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Introduction

なぜ、群馬は
豚ホルモンが主流なのか?

 

 全国的に「ホルモン」といえば「牛」が一般的です。ところが、群馬県では「豚」の、しかもボイルされたホルモン焼きが主流です。群馬県民のソウルフードともいえる「豚のホルモン焼き」をさらに世に広めることを目的に、「豚ホルモン」を主軸とした市民参加型映画制作事業 「まち映画」を制作することとなりました。物語は「豚のホルモン焼き」の発祥といわれる金華亭食品(高崎市)創業者、故井上敏光氏の実話をもとに、現代と過去が交錯する青春ファンタジーストーリーです。キャストは、群馬県内在住者を中心に、幅広い世代を対象に出演者オーディションを行い、主演の秋山紗良をはじめ、千容植、木村路留、大野友、藤咲華などが選ばれました。

 監督・脚本に「まち映画」というジャンルを創り出し、30作以上手掛ける藤橋誠と、高崎まち映画「あの夏、いつかの生姜焼き~劇場版たかさき看板メニュー選手権」(2016)のおっきりこみぞーが原作を書き下ろし、音楽監督に群馬を代表するロックバンドROGUEギタリスト、香川誠を迎え、主題歌には、TAGOSTUDIO TAKASAKIが立ち上げたレーベル「TAGO STUDIO RECORDS TAKASAKI」の第一弾のミュージシャン「KIE Anderson(キエアンダーソン)」、さらに2022年東京パラリンピック閉会式で「What a Wonderful World」を歌唱した奥野敦士(ROGUE)のW主題歌で本作を盛り上げています。

 

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Story

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​ホルモン焼きは「牛」か「豚」か。

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 グルメ雑誌「月刊食べるん」編集部の創刊号完成打ち上げの席で、ホルモンは「牛」か「豚」か、論争が巻き起こり、険悪なムードに。新人記者、美濃遥海(みのうはるみ)は、編集長の一声で、その発祥を調べることになった。遥海は、大好きな豚ホルモンの記事を書ける、と意気込むも、季節はずれの落雷に見舞われてしまう。

タ、タイムスリップ! ?
嘘でしょ!!

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 見慣れぬ町並みの随分とレトロなラーメン屋。お金もスマホも使えず、遥海は困惑していた。そこへ助けの手を差し伸べた親子があった。北海道から高崎へ流れてきた井野光男と妻の咲子、娘の華の3人だった。やがて、遥海はここが昭和30年代の高崎と知ることとなるー。

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